Kei Owada Singer Songwriter

Kei Owada
Singer Songwriter

はじめに

アルバム発売から早いもので1年が経ちました。

愛聴してくれている皆さんへの感謝を込めて、
そしてこの作品がこれからも出会うべき人に出会えますように、
発売1年を記念してプロデューサーの広沢タダシさんからコメントを頂きました。

また、全曲試聴&各曲のエピソードを添えました。
書いていて、ものを作る喜び、そして感謝の気持ちが改めて湧いてきます。

プロデューサーの広沢タダシさん、素晴らしい演奏を残してくれたミュージシャンのみなさん、
エンジニアさんや、制作陣の皆さん、そして応援してくれるすべての方へ、
いつも本当にありがとうございます。
このアルバムを携え、また次の作品にむけて、進んでいきます!楽しみにしていてください。

大和田慧 2017.4.13

上手い歌を歌う人はたくさんいても、心を掴む"いい歌"を歌う人はそういないと思います。慧ちゃんは本当に"いい歌"を歌う人。
ピュアでキレイな声なんだけれど、彼女の歌は情念が深いんです。だからその場の空気を変えるんだと思う。これは音楽学校で習うようなことじゃないんですよね。
このアルバムを作るにあたり、アレンジやサウンドの面でも同じことを考えました。すでにどこかにあったものを使うのではなくて、新しくクリエイトしたかった。"上手いアレンジ"じゃなくて、大和田慧の"歌声から産まれるサウンド"を見つけようと思ってトライしました。彼女は冒険心も旺盛で、僕自身もすごく刺激を受けました。
とにかくいつだったか新宿のライブハウスで初めて聴いた彼女の歌声。あの時ゾクッとした感覚が伝わったらいいなぁ。
みんな、きっと聴くといいと思う。僕と同じように一瞬でファンになると思います。
このアルバムに携われたことが本当に嬉しいです。

touching souls プロデューサー 広沢タダシ

touching souls
セルフライナーノーツ

  • 1. water flower

    乾いた身体に朝の光を思いっきり浴びて潤されていくようなイメージで、曲は数年前から出来ていました。ここ数年、感情は増えて、複雑に豊かになっているのを感じて、様々な体験は花に水をやることのようだなぁと思い、歌詞にしました。広沢さんアレンジのホーン(am sectionの二人)&コーラスでカラフルに!

  • 2. you are my love

    MARIOBOOKSこと、安達茉利子ちゃんの英語の詩から作った曲です。詞にあわせて生まれたメロディ。
    1番が英詞、2番で一部日本語になるという不思議な曲ですが、曲全体の流れを広沢さんに再構築していただいて、歌詞も後半コール&レスポンスになったことでさらに感情が高まり、ドラマティックな曲になりました。英語の監修はChihiroちゃんにお願いしました。
    この曲はアポロシアターのアマチュアナイトで歌った体験を経て、大きな愛の歌になりました。ゴスペル的な要素のある曲ですが、レコーディングではローズでスムースなサウンドに。小松さんの甘いベース、広沢さんの弾くアコースティックギターが優しく真摯な光を添えてくださっています。

  • 3. エイプリルフール

    四季の中で、実は春がちょっと苦手です。寒暖差と、毎年置いて行かれるような憂鬱な気持ちになるので、それは5月病、いや4月病だ、と割り切ってみたクレイジーなファンク。出だしのオオニシユウスケさんのギター、そして松本圭司さんのシンセベースが炸裂しています!

  • 4. the missing piece

    当初はとても短い小曲でしたが、これは大きな曲になる、という広沢さんのディレクションを受け、語っていなかった部分も書き出して、映画のような1曲になりました。ご自身がシンガーソングライターである広沢さんがプロデューサーでなかったら、絶対に生まれなかったものではないかと思います。語られていない物語を呼び起こすような…。総じて、そういった視点がこのアルバムの核なのではないかと改めて思いました。
    語られていなかったものがこうして音楽となって生命をもつのをスタジオで目撃しました。聴いてくれるみなさんにとってもそんなふうであったら嬉しいです。
    この曲で描いている感情は、長く見つめ続けているテーマでもあります。歌詞はなぜか最初から英語で出てきました。この長さの英語歌詞を書いたのは初めてで、こちらも英語の監修はChihiroちゃん。彼女の感性にとても助けられました。ストリングスが入り、レコーディングのときは本当に感動しました。
    のちにMARIOBOOKSさんが作ってくれたビデオは、日本語訳というのを遥かに超えた物語を生み出してくれて、初めて観たときは大号泣してしまいました。

  • 5. touching souls

    このアルバムのタイトル曲で、テーマです。
    ずっと愛されたい、と思っていたけど、本当はその人なりの方法で愛してくれていたのかもしれない、という気付きが、この曲、そしてこのアルバムの始まりでした。広沢さんにプロデュースを依頼するより前に、次の作品について相談させていただいたとき、「テーマみたいなものはある?テーマは、迷ったときに導いてくれるものになるよ」と助言をもらいました。そのときすぐに ”touching souls” だ、と思ったのを覚えています。
    Open Dチューニングの響きが好きで、アコギのリフとメロディが先に出来ていました。吉田サトシさん、前田智洋さんのギターによって、さらに光をはらんだ色彩が生まれて感情を揺さぶられます。

  • 6. 晴れた日のこと

    地味ですが(笑)とても気に入ってる一曲です。抜け感がとても気持ちいい録音。
    ここのアルバムのなかで密かな人気曲のようです。この曲が一番好き!という方もいて、驚きつつもとても嬉しいです。

  • 7. little light

    心の中の小さなろうそくの火を、絶やさずにいることについて書いた曲。松本圭司さんがピアノ、アコーディオン、そしてなんとマンドリンまで弾いてくれました。淡々と、太く、このテンポでもグルーヴィーに支えてくれる梅沢茂樹さんのベース、Mikeのドラムは、私達を歩かせてくれます。アウトロの美しいピアノはいろんな感情が風になって舞い上がっていくようです。

  • 8. 朝にかえる

    美しいイントロ、アウトロはピアノの柴田敏孝さんにお任せで弾いてもらいました。
    そこに、広沢さんのアイディアであとからストリングスを重ねて、感動!
    アルバムの最後に、洗い流されたような早朝の美しさを残してくれました。
    1曲目「water flower」で朝から始まり、そしてまた朝に帰っていく、そんなアルバムになったことを、今書いていて改めて気付きました。

VIDEOS

the missing piece

touching souls (short version)

Amateur Night "you are my love" at Apollo Theater

大和田慧 touching souls ジャケット

touching souls

April 13, 2016

¥2,000 | 品番:MSPR-0001 | レーベル:morningside park records (サンバフリー)

収録曲:

  1. water flower
  2. you are my love
  3. エイプリル・フール
  4. the missing piece
  5. touching souls
  6. 晴れた日のこと
  7. little light
  8. 朝にかえる

プロデュース:広沢タダシ
参加ミュージシャン:松本圭司, 小松秀行, 吉田サトシ, オオニシユウスケ, 梅沢茂樹, Mike Marrington, 佐々木俊之, 柴田敏孝, 前田智洋, 山本見, 原田彩香, 雨宮麻美子Quartet